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「十日えびす」は、えびす様パワーがとくに増す3日間!

本日は、全国のえびす神社の総本社、西宮神社の「十日戎(とおかえびす)」に行ってまいりました。 これは1月9~11日に行われる福の神「えびす様」のお祭りで、この3日間は「えびす様」のお力がとくに増すといわれています。
 
 
「商売繁盛」を祈る商売人のみならず、一般の子供からお年寄りまで、誰もがわんさかわんさか集まってくる、阪神間でも最大規模といわれるお祭りです。 この3日間は、すれ違うあの人もこの人も、「福笹」を持っているのではないか?と思うほどです。
 

福笹とは?


福笹とは、笹におめでたいお飾りがついた縁起物で、「商売繁盛」「開運招福」「家内安全」のご神徳があると言われています。 関西では会社やお店だけでなく、一般家庭でもよくお祀りされています。 巫女さんの格好をした「福娘」から笑顔とともに授与されるので、しあわせパワーもいただけますよー。
 

参拝者数は、初詣客の2倍!

西宮神社のHPによると、正月の「初詣」参拝者50万人に対し、「十日戎」は2倍の100万人がお参りに訪れるといいますから驚きです。この十日戎を「初詣」にしている人も多くいます。
 
 
 9日は「宵えびす(よいえびす)」
10日は「本えびす」
11日は「残り福」
 
 
とそれぞれ呼ばれており、私が参拝した今日は、最終日の「残り福」でした。 「残りものには福がある」と言われるように、この3日間でも人気の参拝日です。 昼間にお参りしたので、想像したよりは空いていましたが、それでもご本殿が近づくと、なかなか前に進めない人混みです! 狭い手水舎は、人でキューキューです。
 
 

10日の早朝には「開門神事・福男えらび」が

赤門にきれいな光が差し込んでいました

みなさんがニュースでよくご覧になっている福男えらびは、「開門神事」と呼ばれるものです。 10日の「本えびす」の朝6時にこの赤門が開き、一斉に人々がなだれ込んできます。 
 
 
この神事は江戸時代から始まったちょっと変わった風習で、一番に本殿にお参りできた人が「一番福」となります。「二番福」「三番福」まであり、その狭き門を目指して、参加者は前日夜中から列を作って並びます。

すべりやすい石畳、曲がりにくい角、横切る松の木、などなど。 いくつもの難関を駈け抜け、無事1位でたどりついた人が一番福です!

福男本人より、周りの人が幸せになるというウワサ

毎年競われていますが、実際にこの「福男」になると、本人がしあわせになるというより、周りの人がしあわせになると言われているのが面白いところです。 ちょっと残念? いえいえ、そうして後々に徳が積めるのかもしれませんね。 体力に自信のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
 
 
 
 
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