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『限りある時間の使い方』~実家の断捨離で思うこと

先日、師匠のオススメ本を何冊かアマゾンで注文していた時、こんなタイトルが目に飛び込んできました。 その名も『限りある時間の使い方』
こ、これ、今のワシのための本やないか~い。
 
 

 
私が今なぜ忙しいかというと、いつもの仕事プラス、介護が入ってきたからです。
今年の夏、電車で大きな荷物を抱えて疲れた主婦の方を見た時「 あぁ、介護で疲れてらっしゃるんだろうな。」と感じたのですが、それ、今のワシやないか~い。って話ですよ。 あの方は先輩だったんだわ。 先輩、おつかれさまです! 今見つけたら肩をもんでさしあげたい。
 
 
私も毎週末、往復4時間かけて実家へ通っていて、お見舞い、実家の断捨離、掃除、父の食事作り、神棚、仏壇のお手入れ、畑の柿狩り(これは楽しかった♪)などなど、用事がぎっしりでございます。 数年前の虚弱体質だった私だったら耐えられない仕事量。 でも、師匠と気功のおかげで宇宙エネルギーバンバン取り入れて循環させたらできるんですね、不思議と。 師匠に感謝です。
 
 
が、しか~し!
体力の方はどうにかなっても、時間は「有限」であることを痛感し始めました。
私が大好きな自分時間が大幅に減っておるではないかっ。 本を読んだり、新しいレシピを見つけて作ったり、ゆったりする時間です。
 
 
断捨離が一通り終わったら落ち着くと安易に考えていましたが、田舎の家って広いので、いつまでも片付けと掃除が終わりませーん。 これは楽しみも作らないとやってられないわーと気づき、様子を見に来てくれたイトコと「旅行に行ったつもりのカフェ時間」を過ごしてきました。 息抜きって重要。
 

物が増えると、面倒も増え、スペースは減り、〇〇も減る。

でもこういう問題に直面すると、たくさんのことに気づけて得るものも大きい。
物を所有すると、手入れや管理が必要になる。 スペースも減ってしまうし、時間までも減ってしまうのね!と遅ればせながら今頃気づいたわけです。
 
 
2つもある母の食器棚を断捨離して、お皿を大量処分したつもりでしたが、冷静に考えればそれでもまだ多いのです。
 
 
「どのお皿に入れようか?」と考える時間、洗って仕舞う際に「どこに仕舞うか探す時間」などなど。 年を取ると脳の機能も落ちますから、シンプルにしないと混乱してしまうようです。 その胸と頭のモヤっと感がけっこう重い。 捨てれば捨てるほど、スッキリします。

実家の断捨離(食器棚編)

実家の断捨離(冷蔵庫編)


 
 
食器だけでも多いと「重い」と感じてしまうのですから、もっと大きな「家」だったらなおさらのこと。 そもそも家の大きさ自体を考えた方がいいのかもしれない。
 
 
建築家の隈研吾さんが、「 最終的に住む家は 小さな家にする。」 と仰っていたけれど、それってカッコいいと思う。 自分の老いを認めて、管理できる範囲で満足する。 物の所有が重要だった時代を過ごしてくると、少し受け入れがたいことかもしれませんが、私も小さい家、少ない物で満足できる自分になりたい、と思ってしまった。
 
 

どうせ全部はできない。

さて最初の本の話にもどりますが、正直言って、この『限りある時間の使い方』という本をゆっくり読む時間もないのだけれど、何らかのヒントを得られるかもしれないので読み進めている最中です。 まだ前半。 
 
 
私が「おー!」と思ったのは 下記の内容。
 
 
● 何もかもはできないと認める。すると無駄に自分を責めない。
● どうせ全部はできない。
● 何をやらないか
● 自分の限界を意識する。
● やらないと決める。
● 効率や便利さでは、忙しさは解決できない。
● decide の語源は、decidere = 切り離す。
 
 
考えてみれば当り前の話ですね(笑)。
でも時間を捻出して本を読んだことで、将来の時間を生み出せた気分。
「問題が起きると、気づきや得るものがある。」ってホントですね。
皆様もご興味がおありでしたら、この本、読んでみてくださいね。
 
 
 
 

 
 
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