産土神社リサーチOffice Tamanegi

お薬出しすぎニッポン。全部やめたら元気になった。

今日は、お薬を減らして症状が改善されたお話です。
私の失敗からの学びもシェアします。
ご参考になさってください。

渡る世間は薬ばかりなり~

長らくリハビリ入院していた母が先月退院。
月に5~6回、遠方の実家へ通って介護をしております。
往復4時間・・・・。
もっと遠い方もいらっしゃるだろうから、文句は言えません。
なんて言いながら、しょっちゅうストレス発散にグチってまーす。
 
 
母は、秋に硬膜下血腫で緊急搬送され、
手術で血腫を取り除いてもらいました。
脳の手術の中でもカンタンな方だそうですが
頭のことですし、やはり10日ほど入院すると足腰も弱るため、
看護師のイトコの勧めで、リハビリ病院に転院しました。
 
 
85歳なのに宵っ張りのショートスリーパー。
父が寝静まって家事が終わってから、
夜な夜なミシンを走らせるのが唯一の楽しみでした。
 
 
23時や24時に寝て、6時前には起きる、という生活でしたから
21時消灯の入院生活が合いませんでした。
 
 
一日中病院で寝ているのも性に合わず、
もともとテレビも見ない人だし、目が悪くなって本も読めないので
退屈して夜中にうろうろ。
いつの間にか睡眠剤アルツハイマーの薬を飲まされていました。
(「出しておきましたー♪ あんまり効かないんですけどね」っていう感じだった・・。)
 
 
母はもともと薬に弱い人。
こんなことになった発端も別の病院で大量に薬を処方されていたから。
「薬に弱いんです。」と何度も伝えて、
入院時の書類にもたくさん書いておいたんですけど。
根本的に西洋医学では、何かあったら薬で抑える
という考えしかないんだなーと再び痛感しました。
 
 
どうもアルツハイマーの薬が出された頃から、
目を合わせてくれなくなったり、
「さっきネコがいた。(幻覚)」とか言い始めて
おかしいと思っていました。
 
 
また、リハビリ期間が延びると認知症になりやすいとも聞いていましたが、
同居人は85歳の父だけ。昭和の男でもちろん家事ができません。
老々介護になるし、足腰フラフラで転倒したらまた振り出しに戻ります。
なかなか難しい問題でした。
 
 

イトコ「退院してからが大変よ~」

退院直後は驚くほど元気になっていて、一安心。
 
 
でも、看護師のイトコの予言通り、その後が大変でした。
「 ゴソゴソ動き始めて転倒が増えるよ。」
 
 
3か月半の監視生活から自由になった喜びで動き回るのです。
退院のわずか数日後に、後ろ向きに転倒して、腰椎を骨折してしまいました!
 
 
骨折してもコルセットをつけるしかなく、
結局、痛み止めが必要になってさらに薬が増えました。おいおい。
 
 
からだの中がおかしくなるんでしょうね。
じっとしていられないそうです。
ソワソワして、夜中に20回くらい起きてトイレに行ったり。
居なくなって探しに行くと、室温がマイナス近いのに
暗闇の中ポツンと洗面所にいたり、もう、ホラーでした(笑)。
 
 
退院時に先生に、薬は減らしていいと許可をもらっていたので
薬剤師の友人にも相談しながら、少しずつ減薬を始めました。
 
 
少しずつ減らしていても、やはり母の言動や体調は悪く、
性格までキツくなる日もありました。
ケアマネさんの前で、悪口を言われ、
「こんなに手伝ってるのになんで~!?」とビックリする私。
介護業界で働く夫に聞くと
「あんたが今、ターゲットになってるんやね。」と言われました。
 
 
認知症には、一番身近で世話をしてくれる人(ターゲット)に
キツくあたるという症状があるそうです。
「ターゲットは変わるので気にしないで、認知症を楽しんで♪」と笑顔で言われました。
介護が天職で、認知症の不思議行動の原因を探って克服するのが大好き人間の夫。 
ハードル高すぎます、先生。
 
 
とりあえず、憎まれ口を言われたら
「ほー、ほー、私を一番信頼してるっていう意味ね♪」と捉えることに。
人生は修行ですねー。
 
 

薬を全部やめたら、随分まともになった!

減薬を続けていましたが、なかなか母の体調は良くならず、
お腹を下したり大変でした。デトックスしているようでした。
 
 
すると、母の問題行動に疲れ果てた父が、
「薬は怖い。」と痛感し始めて、とうとう全部やめさせたそうです。
 
 
4回目を打った親しい友人がひどい副反応で苦しみ始め、
打たなきゃよかったと後悔していたことと、
(後遺症でお困りの方へのヒントは、
  池澤孝夫医師のTwitterもご参考にどうぞ。)
京大福島名誉教授井上正康先生が、
今回のお注射の件で厚生労働省を訴えた裁判が始まった動画(ニコ動)を見たのも影響しているようでした。
  ★驚いた動画⇒ ※1 ※2 ※3 
  ★こちらもメディア報道と違うのでは?
   厚生労働省のデータをまとめた「2分で分かる!小学生〇ろなわ〇〇ん(動画)」
  ★もしかして後遺症?と思ったら → 全国有志医師の会 
  ★シェディングでお困りの方 →  ニオイヒバ
 
 
 
さて、母の話ですが、10日ほど経った頃、
私の目をまっすぐ見て話しているのに気づきました。 
それに「 遠いところを悪いなぁ。大変な目に合わせてごめんな。ありがとう。」と言ってくれるようになったのです。
 
 
母さん!どうした!?
いい母さんにもどってるじゃん!
感動して「ありがとう!」と言って握手しました♪
 
 
もう人生も終盤に近づいている年齢。
これからも転倒が増えるかもしれません。
一進一退。そうして人生を閉じていくのでしょう。
でも、薬で苦しませることはもうしたくないと思います。
 
 
介護で大変なこともありますが、
家族の絆が深まったり、地域の皆さんやスタッフさんにも支えていただいて
本当に世の中すばらしいことがいっぱいあるんだなー、と感激しています。
 
 
めげずに目の前のことを頑張っていたら
驚くほど素敵なショートステイを紹介してもらえました。
こんな所なら私も入りたい♪ 見せた人みんなが言っちゃうようなところ。
 


 
こちらではお薬を止めてお元気になられた方がたくさんいらっしゃるそうです。
こういう施設が増えればいいですね。
インスタでは中の様子がよくわかります。
施設でこんなに楽しい暮らしができるなんて。本人も家族もうれしいですね。
 
 
この動画を見て感動しましたー♪

カンタン!硬膜下血腫テスト

頭の片隅に、この雑学を入れておいてください。
誰かの片側の手足が動かなくなったら、
簡単な確認方法があります。
 
 
バンザイして両手が上がるかどうか、です。
片側しか上がらなければ、血腫ができている可能性が高いので即検査が必要です。
 
 
母の場合は、右側にできた血腫が脳の「運動野」を圧迫していたので
左足が出なくなって転倒していたようです。
 
 
本人は足を出しているつもりなのに、
脳に指令がいかず足が出なくて転倒していたのこと。
 
 
以前からこの知識があれば、早く気づけて
転倒の回数を防げたのにーと悔やまれるので皆様にシェア♪
ぜひ覚えておいてくださいね。
 
 
やっと落ち着いてきたので、自宅でのオルゴール療法も復活したいと思います。
 
 

オルゴール療法 まとめ

「薬ってそんなに必要?」


 
 
 
 

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