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世界遺産「高野山」の巡り方(2)今も空海が瞑想をしている「奥の院」

◆世界遺産「高野山」の巡り方(1)なぜ、空海は高野山を選んだのか? のつづきです。
 
 
では、高野山へ行ってみましょう。 多くの方が、大阪の難波(なんば)から南海電鉄で和歌山へ向かうと思います。 途中乗り継いで、電車は少しずつ山を登っていき「極楽橋」に到着。 その後は、山が急になりますので、ケーブルカーを使います。 
 

 
標高867mの高野山駅に到着しました。 ここまで、難波からおよそ1時間半~2時間ほどです。 空気がひんやりとして、山の香りがしますよ。
 

 
到着後、すぐに高野山行きのバスが発車するようで、駅員さんが誘導してくれました。 外国の方もちらほら。 みんなで空海さん(ここからは弘法大師と呼ばせていただきます)の聖地へ向かいました。
 
 

高野山はたくさんのお寺でできている

 
クネクネと山道を走っていくと、まず「女人堂」に到着します。 明治初期まで女人禁制だったため、女性はここから山内には入れなかったとか。そんな時代もあったんですね。
 
 
そしていよいよ聖地である山内へはいります。 高野山は「金堂」があるメインのお寺「金剛峯寺」だけではなく、たくさんのお寺で構成されています。 お山全体がお寺!みたいな感じですね。 バスの停留所はたくさんありますので、お好きなお寺の近くで降りることが出来ます。
 

今も弘法大師が瞑想をしているという重要な聖地「奥の院」へ

 
今回は日帰りコースですので、一番奥にある「奥の院」まで一気に行くことにしました。 奥の院の先には「御廟(ごびょう)」という、今でも弘法大師が瞑想をしていると信じられている場所があります。 ここは、高野山にお参りする方にとって、外せない場所です。 
 
 
ただ、「奥の院」という名前がつくバス停が2つありますので、どちらで降りるかは、滞在時間に合わせて選ぶといいと思います。 
 
 
写真 ↓ は、「奥の院口」というバス停のそばの入口「一の橋」です。 時間がある方は、ここで降りて入ると「御廟」まで2km歩くことになりますが、有名な戦国武将のお墓をたくさん見ることが出来ます。 「弘法大師の足下に眠れば極楽往生できる」と信じられているというだけあって、歴史上の人物を始めとして、大企業のお墓もひしめきあっており、弘法大師の人気ぶりがうかがい知れます。20万基もあるそうです。大人気ですね!
 
▼ 一の橋入口

 
今回は日帰りコースで時間がないので、さらに先の「奥の院前」というバス停で降り「中の橋」から入りました。御廟までの距離が約半分くらいになります。
 
▼ 中の橋入口

 
こちらも大企業のお墓がズラリ。途中で左折すると先ほどの「一の橋」からつづく「奥の院参道」に合流でき、「法然上人」や「豊臣家」「織田信長」の供養塔を見ることが出来ます。豊臣家と織田信長は、御廟の近くで供養されているんですね。
 
 
 
「御廟橋」の手前まで来ました。こちら↓に弘法大師の仏像がありますので、ご挨拶しました。

 
 
▼ 御廟橋です

 
ここから先は写真撮影禁止です。先ほどのお墓エリアとは空気が変わって爽やかな感じになります。
 
 
「橋の裏側に36尊」の梵字が彫られていて、「橋全体を1尊」とし、合わせて「金剛界37尊」を表しています。この橋を渡れば、罪や煩悩が取り除かれると伝えられています。
 
 
まず、正面の「燈籠堂」にお参りさせていただきました。 とても神聖な雰囲気です。 さらに、その奥(裏側)にまわりこむと、いよいよ「奥の院御廟」になります。 ここの足元には清流・玉川が流れているそうで、弘法大師が希望した通り、弟子たちが「廟」を建てました。今も弘法大師が瞑想をしていると信じられていて、誰もがここを訪れます。 ろうそくとお線香をお供えしてお参りしましょう。
 
 
次回は、国宝がザックザクの「高野山霊宝館」をご紹介いたします。正直、期待以上でしたよー。どうぞお楽しみに。
 
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