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世界遺産「高野山」の巡り方(6)見どころたくさん「壇上伽藍(だんじょうがらん)」

 
世界遺産「高野山」の巡り方(5)お庭と芸術で癒され、お茶菓子でほっと一息「金剛峯寺」 のつづきです。
 
 
いよいよ「高野山のシンボル」根本道場・大伽藍(こんぽんどうじょうだいがらん)のご紹介です。中門↓から入っていきましょう。
 

 

弘法大師が最初に着手した塔

 
ここで、かんたんに復習です。 弘法大師空海は、唐で「密教」の奥義を授かり帰国しました。 その後、京都を中心に密教を広める活動をしていました。 しかし、「都では修行ができない。」と考え、神聖な土地に修行者のための「祈りの場」を作るべく奔走。 ついに、それにふさわしい場所として高野山を見つけました。 高野山は標高1000mほどの高さにある盆地で、8つの山に囲まれています。 弘法大師はその様子を、8枚の葉に囲まれている「蓮の花」に見立てました。
 
 
まず弘法大師が最初に着手したのが、今回ご紹介する「根本道場大伽藍(こんぽんどうじょうだいがらん)」です。パンフレットによると「伽藍(がらん)」とは、「僧侶が集い、修行をする閑静静寂な所」という意味だそうです。 大伽藍はとても広く、この中にもたくさんの見どころがありますが、その中でも有名な建物といえば、朱色がまぶしい「根本大塔(こんぽんだいとう)」でしょう(写真下)。
 

 
この中は「曼荼羅」を立体的にあらわしていて、中央に金色に光り輝く胎蔵大日如来、四方に金剛四仏、16本の柱にカラフルな十六大菩薩を配していて、「極楽ってこんな所かも!?」という趣きです。 弘法大師の代では完成せず、2世真然大徳のときに完成しました。 この根本大塔の横には なぜ、空海は高野山を選んだのか? でご紹介した「三鈷(さんこ)の松」がありますので、そちらでぜひ縁起物の3本の松を探してみて下さい。
 
 

密教の年中行事の大半は、「金堂(こんどう)」で

 
こちらが高野山の総本堂になります。 年中行事の大半がここで行われているそうです。
 

 
ご本尊の薬師如来さまをはじめ、とってもカラフルで強そうな不動明王さまがいらっしゃいます。 こちらも大変見ごたえがありましたのでオススメです。
 
 

高野山を守る神社につながっている「御社(みやしろ)」

 

 
夕方だったので薄暗い写真になってしまいましたが、お寺の中なのに、金堂の西側には「神社」があります。  写真奥に見えるのはその拝殿「山王院」です。 
 
弘法大師は高野山を開くにあたり、土地の神様にご挨拶に行き、守護をお願いしています。 その神社は和歌山・紀伊国の一の宮「丹生都比売(にうつひめ)神社」です。 その時の様子は なぜ、空海は高野山を選んだのか の後半でご紹介していますので、ぜひご覧くださいませ。 
 
 
▼ 御社(みやしろ)・・・山王院の奥(西側)にご鎮座しています

 
「丹生都比売(にうつひめ)神社」は、とてもステキな神社で、私も車で来ていたらぜひお参りしたかったのですが、残念ながら時間がなかったので、この「御社」を通してご挨拶させていただきました。
 
 

一周すると、お経を一度唱えた功徳がある?「六角経蔵(ろっかくきょうぞう)

 

 
日が暮れ始め、ますます暗い写真になってすみません。 ウワサで聞いて、個人的に楽しみにしていた建物です。 この六角経蔵の土台の所を見ていただくと、いくつか取っ手が出ているのがおわかりになると思います。 この取っ手を持って、エイっ!と回すと、なんと土台の一部が回ってくれるのです。 一人の力でも回ります。 押しながらグルっと一周すると、「一切経」というお経を一度唱えた功徳があるそうです。 大きな「マニ車」のようですね! 調子に乗って早いスピードで回してしまいそうですが、反対側に人がいるかもしれないので、気をつけなければなりません。
 
 
うれしそうに2周ほど回していたら、見知らぬご家族に「 何をしてるんですか?」と聞かれてしまいました。 説明して「どうぞ、どうぞ!」とオススメしました。 みんな嬉しそうにクルクル回って、なんだかハッピーな場所でした。
 
 
壇上伽藍にはもっとたくさん見どころがあるのですが、暗くなってきて時間も限界。 日帰りですから帰らなければなりません。 帰り道に紅葉が始まっている「蛇腹(じゃばら)道」を通りました。
 
 
次回は 世界遺産「高野山」の巡り方(7)眺めのいい隠れスポット @高野山駅をお届けします。
 
 
 
 

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