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相模国一の宮・鶴岡八幡宮の見どころ-1

鎌倉めぐり:銭洗弁財天・宇賀福神社ー4(お守り&オクシモロンのカレー)


のつづきです。
 
 
つづいて、同じく鎌倉の「鶴岡八幡宮」へお参りさせていただきました。 

こちらは、相模国の「一の宮」でもありますので、相模地方にお住いの方は、全員お参りするといい神社です。 いろいろとバックアップしてくださったり、守ってくださいますよ。 私はおよそ10年ぶりの参拝となりました。
 
 
この鶴岡(つるがおか)八幡宮は、JR鎌倉駅から徒歩10分のところにご鎮座されています。 地図上↓で右へドラッグしていただくと、線路の反対側(地図左側)に前回ご紹介した「銭洗弁財天」が出てまいります。銭洗弁財天から鶴岡八幡宮へは、徒歩25分くらいになります。


 
 

一段高い「段葛(だんかずら)」を歩いていこう

さて、駅から順にご紹介していきたいと思います。 まず、鎌倉駅から大通りへ出て、北へ歩いていくと、二の鳥居が現れます。 ここの狛犬様は巨大で、人間の身長くらいあります。

下から見上げなければなりません。

さてさて、この写真右側に階段が見えるでしょうか? 周囲から一段高くなっていますよね? この参道を「段葛(だんかずら)」といいます。 
 
 
これが作られた経緯は、なんと鎌倉時代までさかのぼります。 源頼朝など、当時の武将は鎌倉の山を削り、宅地をどんどん開発していきました。 すると、そのたびに、削られた山の保水力が弱まり、ついにはこの場所にまで水が流れ込んでくるようになりました。 道はぬかるみ、歩きづらく、それはそれは大変だったそうです。 今みたいにコンクリートではありませんからね。 それを改善するために、こうして一段高く道が作られたそうです。 古い歴史のある参道なんですね。 
 
 
周囲に魅力的なお店がたくさん並んでいますが、それは帰りに立ち寄るとして、まずは神様を優先しましょう。 お参りは早い時間ほどいい(夕方より昼、昼より朝)のです。


500mほど歩いて、鶴岡八幡宮前の交差点↑までやってきました。 真正面奥に大石段と本宮が見えています。
 

では、鶴岡八幡宮の境内へ入っていきましょう

 
▼ 御由緒は必ずチェック! 神様のお名前は把握しておきましょう。
こちらが興味を持っていることを神様は愛おしく思ってくれます。漢字が多くて難しく感じても、あちこちの神社で繰り返していくうちに、自然に覚えられるようになりますよー。

▼ 神社にはよく橋があります。 渡る際に水で清められているイメージを持つことで浄化力がアップします。

▼ 境内図を見つけたら、神社の全体像を把握しておくのもポイント。思わぬものを見つける場合も多いです。たとえば「宇佐神宮遥拝所(ようはいじょ)があるんだー。」とか。宇佐神宮は、全国の八幡宮(八幡神社)の総本宮(総本社・ボス)です!

むかしはとくに、今ほど交通が発達していませんので、九州の宇佐神宮へ行くのは大仕事です。 そこで、こうした「遥拝所」から現地へ意識を向けて(飛ばして)、神様につながっていたのです。
 
 

ご神木の横で贅沢なカフェタイム@鎌倉文華館・鶴岡ミュージアムカフェ

歩いていくとカフェを発見。いい雰囲気。昔はなかったゾ!

このカフェに立ち寄らなかったことを、はげしく後悔中。 
中には2010年に倒れたご神木が展示されていて、その横でお茶をいただけるようです。今、ネットで気づきました・・・。なんということでしょう。あぁ、皆さんはぜひ、お立ち寄りくださいませ。 
 
 
そういえば、奈良の東大寺の境内にもこのようなカフェ 「茶廊・葉風泰夢(ハーフタイム)」 がありまして(下写真↓)、そこも天井が高くて、とてもゆっくりできるのです。 

↑ ド迫力の国宝・南大門を見上げてお茶ができるという、すごく贅沢なカフェです。 しかもあまり混んでいません。 東大寺を訪れる方はぜひどうぞ。 
 
 

ポップでかわいい石畳も必見


色んな神社を参拝していますが、鶴岡八幡宮の石畳ほどカワイイものはないかもしれません。 デザインが凝っています。 雨の日のすべり止めにもなりますし、考えた人、ステキですね。
 
 
さて、正面突き当りの「舞殿」までやってきました。

義経のために静御前が舞を踊った跡地に建てられているそうです。「下拝殿」とも呼ばれ、上の本宮まで上がれない方は、ここからお参りすることも可能です。
 
 
次回はいよいよ、この階段を上がって、本宮へお参りします。

どうぞお楽しみに。
 

相模国一の宮・鶴岡八幡宮の見どころ-2

 
 
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