伊勢の旅（１）年内にお参りする「幸先詣（さいさきもうで）」

広瀬まい　2020年12月15日　神社めぐり, 開運法

今年からスタンダードになるか？「幸先詣」

１２月も半ばとなりました。　
毎年この時期は　「年末詣（ねんまつもうで）」　のご案内をしております。
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年末詣：初詣より、年末のお参りが効果的？

今年は新型コロナの影響で、全国的に　初詣の混雑を避けるための　「幸先詣（さいさきもうで）」が話題となっております。　初詣の密を避けるために、分散してお参りしましょう、年内にお参りしておくと、幸先いいですよ！というものです。

初詣はどうしても、感謝を忘れて「新年のお願い」に意識がいきがちですが、年末のお参りでは「今年一年の感謝」をしやすいのではないかと思います。　感謝は神様のポイントも高いんですよ。　

新年の準備が進む伊勢神宮

私自身も、先日、伊勢神宮へお参りさせていただいておりました。　
初日、朝９時過ぎに伊勢に到着し、早速外宮からお参りしました。　手水舎は感染を防ぐために、柄杓が撤去され、流水式になっています。　

これからは、こういう形がスタンダードになるかもしれませんね。

外宮

１２月は比較的、いつも空いています。今年は分散参拝でどうなるでしょう？

▼　大好きな古殿地。
前回の遷宮まで、お社が立っていたところです。２０年ごとに東と西の場所を変えて、遷宮が行われます。

小さな小屋のように見えるところ↑　は「覆屋」といいまして、お社の神聖な柱「心御柱（しんのみはしら）」が立っていた場所を守るものです。　

おもしろいのが、グーグルマップでも、きちんと東側が空き地になっているところ。　「＋」ボタンで拡大すると「古殿地」が出てきますよ。

▼　別角度からの古殿地。　

こんなに広々と眺められるのも、年内だからかも。　例年の初詣では考えられません。

暖冬の影響で、まだ美しい紅葉があちこちに。

今年はお天気の影響か、台風の塩害が少ないからか、紅葉が本当に美しいですね。

境内の風宮、土宮、多賀宮もお参りしたあとは、早めの昼食。　外宮から徒歩３分ほどの　うなぎの「喜多や」さんへ。　　外宮を出て、西へ少し歩くと、うなぎのいい匂いが漂ってきます。　あとは嗅覚に任せて歩けば到着。　旅の時だけの贅沢。おゆるしください。

皆様も、密を避けて、分散してお参りしませんか？

▼　毎年恒例の神社での「大祓」。
今年は神社によっては一般参加できないかもしれませんので、事前にお調べください。郵送で受け付けている神社も多いです。